健康診断

健康診断

当院では、習志野市が行う特定健康検査、大腸がん検診、前立腺がん検診、肝炎ウイルス検査をはじめ、雇入時健診・定期健診・自費健診にも対応をしています。

また、健康診断で「再検査が必要な方」であったり、「注意が必要な方」といった診断結果の方への健康相談はもちろん、生活習慣病の指導・管理も行っています。

地域の皆様の健康年齢向上のためのサポートをさせていただきます。

健康相談

当院では、雇入時健診・定期健診・自費健診、特定健診の結果をもとに、健康相談も対応しています。 「なんとなく体調がすぐれない」「なんだかダルイ。」などお身体のお悩みなら何でもご相談ください。患者様のお気持ちに寄り添い診療いたします。

特定健診

習志野市の特定健診

特定健康検査は、40歳から74歳の方を対象にメタボリックシンドロームを早い段階で発見するための健康検査です。 当院では習志野市の特定健診を行っております。受診の際はご予約をお願いいたします。

前日 夜11時以降は食事を摂らないようにしてください。
当日 朝はコップ1杯のお水・お茶は飲んでもかまいません。

習志野市の「特定健康検査」arrow-right

受診費用 特定健康診査の受診費用は「無料」です。自己負担金はありません。
実施期間 6月から翌年1月末まで実施します。対象者には6月ごろに通知にてお知らせが届きます。
持ち物
  • 国民健康保険被保険者証
  • 受診券(シールつづり)
  • 健康手帳(お持ちの方)
受診方法
  • 受診は1人年1回です。(国民健康保険短期人間ドックと同一年度内に両方を受けることはできません。)
  • 受診の際に同封の「受診券」と国民健康保険被保険者証を窓口に提出してください。どちらか一方だけでは受診できません。
  • 毎年6月から翌年1月末日までの間に必ず受診してください。

特定健康検査で行われる検査内容について

診察 質問(問診) 服薬歴、喫煙歴
身体計測 身長、体重、BMI(体格指数)
理学的所見 身体診察
血圧測定 収縮期血圧、拡張期血圧
血液検査 脂質検査 中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール
血糖検査 空腹時血糖、ヘモグロビンAlc
肝機能検査 AST(GOT)、ALT(GPT)、r-GT(r-GTP)
貧血検査 赤血球、血色素量、ヘマトクリット値
腎機能検査 クレアチニン
尿酸検査 尿酸
アルブミン ※75歳以上
尿検査 尿糖、尿蛋白

習志野市の各種検診

大腸がん検診 内容:診察・問診・便潜血反応検査
対象者:40歳以上の方(1人/年1回)
金額:500円(個別検診)
前立腺がん検診 内容:問診・血液検査(PSA腫瘍マーカー検査)
対象者:50歳以上の男性(1人/年1回)
金額:500円(個別検診)
肝炎ウイルス検査 内容:問診・血液検査(B型肝炎ウイルス検査・C型肝炎ウイルス検査)
対象者:40歳以上で今までに肝炎ウイルス検診を受けたことがない方
金額:500円(個別検診)
※価格は、全て税込みです。

雇入時健診・定期健診・自費健診

当院では、「雇入時の健診」や「定期健診」などの他、「自費健診」にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
※受付、またはお電話にて遠慮なくお問い合わせください。

雇入れ健診

事業者は常時使用する労働者を雇い入れる際は、その労働者に対して、下記の項目について、医師による健康診断を行わなければなりません。(労働安全衛生規則第43条)

雇入時健診票 arrow-right

定期健康診断

事業者は年に1回(深夜業や坑内労働などの特定業務従事者は年2回)以上、定期的に下記項目の健康診断を行わなければなりません(労働安全衛生規則第44条)
※雇入時の健診および定期健診の主な内容・費用は以下の通りになります。

健康診断費用

検査項目 検査内容 費用(税込)
基本項目 診察・身体測定・血圧・検尿 ¥ 3,300
追加項目 血液検査(GOT・GPT・γ-GPT・LDLコレステロール・ HDLコレステロール・中性脂肪・血糖)
※上記項目以外の血液検査は追加料金が発生する場合があります。
¥4,400
レントゲン ¥2,200
心電図 ¥1,650
簡易聴力検査 ¥1,100
視力検査 ¥550
血液型検査 ¥2,200
健診

健診・人間ドックを受けられた方で、検査結果の数値に注意が必要とされた方、再検査が必要とされた方でも以下の様々なご事情で対策をとられてない方が多いのではないでしょうか。

  • 健診の結果が、いい結果ではないが「どこが悪いのか」「何に気をつければいいのか」書いてあることが、よくわからない。
  • 毎年、再検査と書かれているが、特に調子も悪くないから「どこか痛くなったり、身体がつらくなったら」病院へ行こう。
  • 病院に行くべきなのは理解しているが仕事が忙しくなかなか行けない。など

折角、皆様の大切なお時間や使い、身体の情報を知ることができたのですから、是非、健康のために活用なさっていただきたいと願っています。

当院では、再検査や診療のために受診される方はもちろん、他の医療機関で健診や人間ドックを受けられた方にも検査結果をご持参ください。わかりやすくご説明いたします。

お気軽に何でもご相談ください。

血圧が高いと指摘された方

血圧は140/90mmHgを超えると、「高血圧」という診断になります。 当院では、患者様の血圧が高い理由・原因を一緒に考え行きます。 患者様に、ただ漫然と投薬を続けるだけでなく、お一人お一人にあった治療を心がけています。

高血圧 arrow-right

血糖値(BS,HbA1c)が高いとと指摘された場合

血糖値の異常を指摘された方は、糖尿病の可能性や糖尿病予備群である可能性が疑われます。 糖尿病になると『薬は飲み続けなければならない』『インスリンを打つ必要がある』など、多くの疑問を持たれているのではないでしょうか。

当院の糖尿病治療は、生活習慣や食事療法の改善をベースに「患者様が継続できること」を第一に考え診療いたします。患者様と一緒にご相談しながらお一人お一人のライフスタイルに合った無理のない治療方針を決めて参ります。

※ご家族の方にご同席も可能です。

糖尿病 arrow-right

コレステロール(LDL,TG)が高いと指摘された場合

コレステロールには、通称「悪玉コレステロール」と呼ばれるLDLコレステロール、「善玉コレステロール」と呼ばれるHDLコレステロール、中性脂肪であるTGの3種類から構成されます。TGは150mg/dl以下、HDLは40mg/dl以上が正常値ですが、LDLに関しては個人個人に併せた目標の数値があります。

高コレステロール血症(高脂血症)を放置すると、増えた脂質がどんどん血管の内側に溜まって動脈硬化の進行を促進してしまい、ついには心筋梗塞や脳梗塞の発作の原因となってしまいます。 早い段階で、「かかりつけ医」にご受診いただくことが大切です。

脂質異常症 arrow-right

尿酸の値(UA)が高い・痛風の恐れがあると指摘された場合

尿酸の数値が高いと、痛風発作を起こすリスクが上がります。 当院では、尿検査や血液検査で尿酸が高くなる原因を調べながら、患者様にあったお薬の処方や生活習慣改善を指導いたします。 症状が悪化する前に、早めにご受診ください。


腎臓の数値(Cr,BUNクレアチニン,尿素窒素)が高いと指摘された場合

クレアチニンや尿素窒素は、体内の老廃物を表しますので、これが高いということは十分に老廃物を体の外へ出していない状態、つまり慢性腎臓病や慢性腎不全の恐れがあります。

Cr(クレアチニン)は、少しの上昇であっても腎臓の働きは大きく落ちている事が多々あります。『正常を少し超えているだけだから大丈夫」と思っていると、気が付いた時には、透析が必要になる一歩手前だったという状況も少なくありません。また、腎臓の数値は改善させることが難しいため、早めの受診をお勧めします。


おしっこの異常(尿蛋白・潜血)を指摘された場合

おしっこの検査で「蛋白」が引っかかった方、「疲れているから出る」「脂っこい物を食べたせい」といった理由を考え、ご自身で納得されてませんか? 健診の度に尿蛋白が引っかかっている方は、慢性腎臓病の可能性があります。

たかが尿蛋白と思われがちですが、腎臓の働きは悪くない状態で、おしっこの異常だけで治まっている間に受診することが重要です。腎機能が正常の場合、おしっこの中に蛋白は出ません。尿蛋白が出続けると、腎臓の働きが落ちる慢性腎不全へと悪化する可能性があります。僅かな体のサインに耳を傾けていきましょう。


肝臓の異常(アルブミンが低い、ビリルビン,AST,ALT,γGTP,ALPが高い)を指摘された場合

肝臓は、体の中で大切なタンパク質や糖分といった成分の合成や解毒・分解など多くの役割を担っています。血液検査でこれらの数値に異常がでるということは、肝臓の働きが弱っていることになります。

肝臓が悪いというとアルコールによる影響をイメージしますが、アルコールは肝臓にダメージを与える一つの要素でしかありません。ウイルスやコレステロール、薬、体力の消耗など、様々なことが肝臓の機能に影響している可能性が考えられます。

当院では、追加の血液検査や超音波検査を行うことで原因を探ることもできます。沈黙の臓器といわれる肝臓ですが、忘れずにケアをしてあげてください。


貧血(血色素量,赤血球量,ヘマトクリット等)とされた場合

「クラッとする」という症状を表すときに使いがちです。しかし健診で「貧血」という結果が出た場合は「血液の成分である赤血球が不足している」状態をいい、所謂、血液が薄くなっているということです。貧血を指摘された方は、「MCV数値」にも着目しましょう。

これは、各赤血球の大きさを表しており、MCVが小さいタイプの貧血は、鉄不足が考えられますが、胃潰瘍や胃癌により出血を起こしているため鉄不足となっている可能性もあります。 たかが貧血と思われずに検査していただき、未病の状態の内に治療することで健康年齢を向上させることができます。


膵臓の数値(アミラーゼ,リパーゼ)の異常をされた場合

アミラーゼ・リパーゼは、膵臓から出る消化酵素の一種です。 膵臓の働きが良くない、膵臓に病気が発生したなどの場合は、膵臓にとどまるはず酵素が血液中に漏れ出てきます。 慢性膵炎などで数値が上がることが多く、慢性膵炎は膵臓癌の危険因子とされています。ごく稀ではありますが精密検査をした際に、膵臓癌が見つかるケースがあります。 早期発見、早期治療で健康を保ちましょう。